共働き子育ては無理ゲー?日々感じる限界とその対策法
「共働きで子育てって、やっぱり無理ゲーだよね」
そんな言葉を口にしたくなる日が、私たちには何度もありました。
共働き世帯が増えているとはいえ、子育てと仕事の両立は、いまだに大きな壁があります。
今回は、3人の子どもを育てながらフルリモートで働く私たち夫婦が感じてきた「限界」と、その中で実践してきた「ちょっとした工夫」について、体験ベースでお話しします。
「これは無理だ」と感じた瞬間
一番きつかったのは、娘が入院したときのことです。ちょうど仕事が立て込んでいる時期で、正直、頭が回らなくなりました。 入院の手続き、病室での付き添い、病院からの連絡…その間にも、家では子供の世話が待っています。 夫婦ともにフルタイム勤務。リモートワークとはいえ、仕事量が減るわけではありません。そんな中で、「もう無理だ」と思った瞬間が何度もありました。 ある夜、妻も私も仕事と家事に追われている中で、子どもたちが泣き出しました。「パパもママも忙しいの?」と聞かれたとき、胸が締めつけられました。 “ちゃんと向き合えていない”という罪悪感が、何よりもしんどかったのです。
この記事をご覧になっている方ももしかしたら「もう無理…」「子育てやめたい…」と考えているかもしれません。ここまでの育児本当にお疲れ様です。
なぜ「共働き子育ては無理ゲー」と感じるのか
共働きで子育てをしていると、時間・体力・心の余裕が足りません。それが「無理ゲー」と感じる最大の理由だと思います。 具体的には、以下のような場面で限界を感じがちです。
- 朝の支度中に赤ちゃんが泣き出し、予定通り出発できない
- 子どもの発熱で突然の呼び出し、仕事の予定が崩れる
- 夫婦どちらも疲れきっていて、家庭の空気がぴりぴりする
- 自分のことは後回し。食事も睡眠もままならない
どんなに気をつけていても、「予定通りに進まない」のが子育ての日常です。それに仕事の責任が重なれば、心身ともに余裕がなくなるのも当然かもしれません。
家事も育児も“気づいた方がやる”
我が家では、「家事は分担しよう」と細かく決めるよりも、気づいた方がやるというスタンスにしています。
- 洗い物がたまっていたらすぐ洗う
- 子どものオムツが汚れていれば替える
- 夕飯の準備ができそうなら手をつける
その結果、自然と半分ずつくらいの負担に落ち着いています。 「今日はお願い」「こっちは手一杯だからお願い」と言い合える関係は、精神的にも大きな支えになります。 お互いが“自分ごと”として家庭に関わることで、「なんで自分ばかり…」という不満がたまりにくくなりました。
家電の力をフル活用する
忙しい毎日を回すために、我が家では家電の力を積極的に借りています。少しでも家事の手間が減ることで、時間と気持ちの余裕が生まれるからです。 実際に導入してよかったのは、以下の家電です。
- 乾太くん(ガス衣類乾燥機)RDT-80A-13A:もう洗濯物で悩まない!
雨でも気にせず、ボタンひとつでふわふわの仕上がり。夜でも朝でも、好きなタイミングで洗濯→乾燥まで完結します。
- Panasonic|パナソニック スチームオーブンレンジ Bistro(ビストロ) NE-BS8A-K:ただのレンジじゃない!
解凍・温めだけでなく、下ごしらえや蒸し調理まで自動でやってくれる優れもの。
時短はもちろん、疲れている日にも「もう一品」を簡単に追加できます。
- デロンギ delonghi マグニフィカ ECAM22020B:毎朝の癒しタイム
忙しい朝でも、香り高い本格コーヒーがワンタッチで完成。
子どもが寝ている早朝や、仕事中、昼の一息にもぴったりです。
これらは単なる家電ではなく、“家庭の一員”として働いてくれている存在です。
働き方を見直して、暮らしを立て直す
2人目の妊娠がわかったとき、私たちは思いきって東京を離れ、地元に戻る決断をしました。実家が自転車で10分の距離にあるため、子育てのサポートを受けやすい環境に変えたのです。 同時に、フルリモート勤務へとシフトし、家にいながらも仕事ができる体制を整えました。 これにより
- 子どもが熱を出したとき、すぐに駆けつけられる
- 実家の支援が受けられる安心感
- 通勤時間がゼロになり、家族との時間が増えた
もちろん、在宅勤務も簡単なことばかりではありません。しかし、“子どものために働き方を変える”という選択があっていいのだと実感しています。
無理ゲーを少しずつ「普通」に変えていく工夫
「共働き子育ては無理ゲー」この言葉は、今も時々心に浮かびます。 でも、すこしずつ環境を整え、完璧を目指さないことで“なんとかなる日”が増えてきたように思います。 特に意識していることは以下のとおりです。
- 頼れるもの(人・家電・サービス)には遠慮せず頼る
- 完璧じゃなくていい。子どもが元気で笑っていればそれでいい
- パートナーとこまめに会話し、「ありがとう」を伝える
- 一日の終わりに「今日もがんばったね」と声をかけ合う
子育ても仕事も、正解はありません。しかし、「自分たちにとってちょうどいい形」を見つけていくことが、無理ゲーを攻略していく第一歩だと感じています。
まとめ:無理ゲーには“攻略法”がある
共働きで子育てをしていると、「これは無理だ」と思う場面に何度も出会います。しかし、その都度環境を見直し、工夫を重ねることで、少しずつ暮らしやすくなっていきました。
完璧にやろうとするのではなく、「これでいい」と思える日を積み重ねていくこと。それが、共働き子育てという“無理ゲー”を乗りこえる、わたしたちのリアルな攻略法です。
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